Ankiの穴埋め機能を一挙解説!【基本から画像穴埋めまで】

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Anki穴埋め

多種多様な暗記帳が作れることが魅力のAnki。

一方、使い方がわかりにくいため「なかなか使いこなせない…」とお悩みの方も多いのでしょうか?

そこで今回は、Ankiの穴埋めの機能にフォーカスをあてて、使い方を紹介します!

えぬ

Ankiの基礎的な使い方は以下の記事で紹介していますので、はじめてAnkiを使う方は、こちらも参考にしてください。

目次

穴埋めの基本

まず、文章の一部を穴埋めにする、シンプルな穴埋め問題の作り方を解説します。

基本
[追加]をクリック
基本
ノートタイプで[Close]を選んで、[選択]をクリックします

デッキはお好みのものを選びましょう

基本
Textに穴埋めしたい文章を入力します

Back Extraにはなにも記入しなくても大丈夫です。

もしくは補足事項を書いておけば、解答の際に一緒に確認することができます。

基本
穴埋めしたい箇所を選択し、[…]をクリック
基本
穴埋めしたい箇所が{{c1::}}で囲まれます
基本
演習をすると、穴埋めした箇所が[…]になっています
基本
解答を表示すると、穴埋めした箇所が出てきます

複数箇所の穴埋め

1つの文章の中で複数の穴埋め箇所を作ることもできます。

この場合、以下の2パターンで穴埋めを作成することができます。

  • 1回の出題で、複数の穴埋め箇所を同時に解答する
  • 複数の穴埋め箇所をそれぞれ別の問題として出題する
えぬ

ここでは、上で解説した基本5の手順のあとから2か所目の穴埋め単語を作っていきます

1回の出題で、複数の穴埋め箇所を同時に解答する

複数
穴埋めにしたい箇所の2か所目を選択し、[…]をクリックします
複数
穴埋めしたい単語が同じく{{c1::}}で囲まれます
複数
演習をすると、穴埋めした部分が[…]になっています
複数
解答を表示すると、穴埋めした単語が一度に出てきます

複数の穴埋め箇所をそれぞれ別の問題として出題する

複数
穴埋めにしたい箇所の2か所目を選択し、PC版では[…+]、iPhone/iPad版では[…]をクリックします
複数
【PC版】穴埋めしたい単語が{{c2::}}で囲まれます
【iPhone/iPad版】穴埋めしたい単語が{{c1::}}になるので、自分で{{c2::}}に直しましょう
複数
演習をすると、穴埋めした部分がそれぞれ別のカードで出題されます
穴埋めの1か所目が出題された例

穴埋めの2か所目が出題された例
複数
解答を表示すると、穴埋めした単語が出てきます
穴埋めの1か所目が表示された例

穴埋めの2か所目が表示された例

Excelからデータをインポートして作成する

カードを1度に大量に作成する場合、Excelデータのインポート機能を使うと便利です。

Excelファイル上で穴埋め箇所を編集したい場合、穴埋め箇所を{{c1::}}で囲んでからインポートすると穴埋め問題を作成することができます。
しかしこの方法よりも、問題文をそのままをインポートしたあとにAnki上で穴埋め箇所を編集した方が効率が良かったので、その方法を紹介します。

Excel
Excelの「A列」に問題文を作成します

「B列」には穴埋め箇所の解答と一緒に表示させる補足事項を、「C列」にはタグを記入しておくことができます。

Excel
「名前を付けて保存」でファイルの形式を「CSV UTF-8(コンマ区切り)」にします
Excel
Ankiから「ファイル」→「読み込む」を選択します
Excel
保存したファイルを開きます
Excel
読み込みオプションを設定してから、[読み込む]をクリック

ノートタイプ:Close

デッキ:お好みで

フィールド:コンマで区切ったフィールド

※もしフィールドが別の区切り方になっている場合、クリックした先で「,(コンマ)」を入力します

既存のノートと問題文が被っている場合の処理:3種類からお好みのを選択します

フィールドの割り当て 1列目:Text

フィールドの割り当て 2列目:Back Extra

フィールドの割り当て 3列目:タグ

※もしフィールドの割り当てが別の区切り方になっている場合、クリックした先で選択し直します

Excel
読み込みができたら、[閉じる]をクリック
Excel
Ankiのホーム画面で、[検索]をクリック
Excel
データが取り込まれていることが確認できます
Excel
穴埋めしたい箇所を選択し、[…]をクリック

ここからは、穴埋めの基礎と一緒です。

Excel
穴埋めしたい箇所が{{c1::}}で囲まれます
Excel
演習をすると、穴埋めした箇所が[…]になっています
Excel
解答を表示すると、穴埋めした箇所が出てきます
えぬ

Excelからの取り込みは、穴埋め以外の問題の作成でも役に立つので覚えておくと便利です!

画像の穴埋め

アドオン(=Ankiの拡張機能)を入れることで、画像の穴埋め問題も作成することができます。

また同じ画像で複数の穴埋めを作成して、1か所ずつ答えを表示させることも、一度に全部の答えを表示させることもできます。

強力な機能ですが、残念ながら今のところPC版でしか作成できない点に注意が必要です。

えぬ

PCで作成して、スマホアプリで演習することは可能ですよ

画像
Ankiのホーム画面から[ツール]⇒[アドオン]の順にクリック
画像
[新たにアドオン取得]をクリック⇒コード「1374772155」を入力

コードは以下のサイトで公開されています。

画像
インストールの完了を待ちます
画像
インストールが完了しました
画像
追加の画面から絵のアイコンをクリック
画像
穴埋めしたい画像を選択します

このとき事前に画像をコピーしていて、クリップボードに履歴が残っていると、最初から図形が貼られた状態で立ち上がることがあります。

その場合は、次のステップの左下にある[Change Imege]で画像を変更することができます。

画像
画像が貼りつけられました
画像
穴埋め箇所を、図形で隠します

左側の「■」もしくは「●」のアイコンをクリックして、隠したいところに持っていきましょう。

画像
複数穴埋め箇所を作成したい場合は、一気に隠してしまいます

このとき、解答の表示のさせ方を以下の2通りから選ぶことができます。

  • 1回の出題で、複数の穴埋め箇所を同時に解答する⇒右下の[Hide All, Guess One]をクリック
  • 複数の穴埋め箇所をそれぞれ別の問題として出題する⇒右下の[Hide One, Guess One]をクリック
画像
[Hide All, Guess One]を選んだ場合の出題のされ方と解答の表示のされ方です
[Hide All, Guess One]を選択したときの出題のされ方
[Hide All, Guess One]を選択したときの解答の表示のされ方
画像
[Hide One, Guess One]を選んだ場合の出題のされ方と解答の表示のされ方です
[Hide One, Guess One]を選択したときの出題のされ方
[Hide One, Guess One]を選択したときの解答の表示のされ方

本記事では基本的な穴埋め問題から、画像を使った穴埋めまで、カードの作り方の手順を解説しました。

一問一答スタイルに加えて、穴埋めを活用することで、Ankiの使い方の幅は広がります。

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