【レビュー】PyQの評判・口コミは本当?1ヶ月学んでみた感想

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pyq
こんな方の役に立つ記事です
  • これからPythonの勉強を始めたい!
  • PyQって評判がいいけど実際どうなんだろう?

Pythonの学習サービスとして評判の良いPyQ、使ってみようか検討している人も多いのではないでしょうか。

本記事では、筆者が実際に1ヶ月間PyQを使ってみて感じたメリット・デメリットについて解説します。

結論としては、PyQはこれからPythonを学ぼうと思っている人に非常におすすめです

それでは詳しくみていきましょう。

目次

PyQとは

PyQはPythonに特化したオンラインプログラミング学習サービスです。

ブラウザ上ですぐにPythonの学習を始められる手軽さと、Pythonでできるほとんど全ての内容をカバーしている内容の豊富さが、PyQの魅力です。

PyQを使った学習の様子(公式HPより引用)
えぬ

ブラウザの左半分に解説があり、右半分にコードを書くという形で、学習を進めていきます。

PyQで学べること

PyQでは以下のようなことが学べます。

PyQで学べること
  • Python文法(基礎〜中級レベルまで)
  • Webアプリ開発(Django)
  • スクレイピング
  • 数学とアルゴリズム
  • データ分析
  • 機械学習
  • 統計分析
えぬ

文法の基礎から、機械学習、アプリ開発やスクレイピングなど、Pythonでできるほとんど全ての内容をカバーしています。

料金システム

PyQは月額制の料金システムです

PyQの料金プラン(公式HPより引用)

通常の「個人ライトプラン(月額3,040円)」に加えて、Q&Aによるサポートが受けられる「個人スタンダードプラン(月額8,130円)」がありますが、価格差を考えると基本的には「個人ライトプラン」を選べば良いと思います。

えぬ

「個人ライトプラン」であれば月額3,040円(税込)と、技術書1冊分くらいの値段なので、学べる内容を考えるとかなりお得ですね

PyQの良いところ

環境構築の必要がない

PyQではプランを契約すれば、すぐにブラウザ上でPythonの学習を始めることができます。

一般的にプログラミングの学習をしようと思うと環境構築が必要になりますが、初心者にとってはなかなかハードルが高く、挫折しがちなポイントの1つです。

環境構築に骨を折る必要がなく、すぐに学習に入れる点は大きなメリットです。

PyQの学習画面(公式HPより引用)

また、プログラミングではコード以外の要因(Pythonのバージョンやインストールされているライブラリの違いなど)によってもエラーが起きます。

PyQでは誰もが同じ環境で学習できるので、もしエラーが起きたとしてもコードの間違いだけを探せば良いという点も、安心して学習できて良いと感じました。

クエスト形式で学びやすい

PyQでは「クエスト」という課題を解いていく形で学習を進めていきます

実際にコードを書かないと先に進めないので、必然的にコードを書く量が多くなり、身につきやすくなっています。

えぬ

課題と言ってもはじめのうちは見本のコードを写経したり、一部を書き換えるだけなので初心者でも取り組みやすいですよ

初心者のうちはちょっとしたスペルミスなど(半角スペースが全角スペースになっていたりetc…)でエラーを起こしやすいのですが、コードの見本が提示されるので、最悪コピペでエラーを乗り越えられるのも、挫折しにくく良い点だと思います。

学べる内容が多い

上でも説明したように、PyQはPythonでできるほとんど全ての内容をカバーしています

文法の基礎から始めて、Webアプリの開発、機械学習、統計分析、スクレイピングなど、一通り学ぶことができます。

Progateやドットインストールなど、オンラインの学習サービスは他にもありますが、Pythonについてこれほど多くの内容を網羅しているサービスはPyQの他にありません。

えぬ

Pythonに特化しているからこそのメリットですね!

月額3,040円〜と安い

これだけ学べる内容が豊富でありながら、個人ライトプランであれば月額3,040円(税込)で利用することができます

プログラミングスクールに通うと数万円〜数十万円はかかることを考えると、非常にお得です。

技術書を1冊買えば3,000円程度にはなるので、同じ値段でこれだけ多くの内容を手軽に学べることを考えると、書籍と比べてもPyQの方がコストパフォーマンスは優れていると思います。

PyQのイマイチなところ

やりたいことが決まっていないと、どのコースを勉強するか迷う

学べる内容が多いことの裏返しですが、やりたいことがある程度決まっていないと、どのコースを勉強して良いか迷ってしまうと思います。

コースそれぞれが結構なボリュームがあるので、もし全部のコースを学習するとなると数ヶ月は必要になります。

もちろん全部のコースをじっくり学習した上でやりたいことを見つけるというのも1つの手ですが、時間をかけすぎると料金も高くなってしまいます。

ある程度やりたいことが決まった上で、必要なコースを選んで集中的に学習する方がおすすめです

理解できていなくてもなんとなく進んでしまう

ある意味ではメリットとも言えるのですが、じっくり考えて理解しなくても、クエスト形式でサクサク進んでしまいます。

プログラミング学習では実際にコードを書くことが重要とは言え、完全に見本を書き写すだけの作業になってしまうと学習効果は薄いです。

えぬ

自分が書いているコードの意味や、疑問に思った点を調べながら勉強するのが大事ですね。

Python以外の言語は学べない

PyQはPythonに特化したプログラミングサービスなので、Python以外の言語は学べません。

学習したい言語が決まっていなくていろいろ試したいという人は、同じくオンライン学習サービスであるProgateなどがおすすめです。

逆にPythonを勉強したい!という人にはPyQが圧倒的におすすめです

えぬ

開発に最低限必要な他の言語(例えばWebアプリ開発(Django)ではHTML/CSSなど)についてはコースに含まれていますよ

ディープラーニングは学べない

最近だとディープラーニングがやりたくてPythonを始めようという人も多いかと思いますが、PyQではディープラーニングの内容(TensorflowやKerasなど)は含まれていません。

しかし、ディープラーニングを学ぶ上では、機械学習の知識に加え、Numpy、Pandasなどのライブラリについて学ぶことは必須なので、PyQでこれらの基礎知識を学んだ上で、ディープラーニングに進むのがおすすめです

PyQがおすすめな人

ある程度やりたいことが決まっている人

PyQに限った話ではないかもしれませんが、「機械学習をやりたい!」とか「Webアプリを作りたい!」という目標があった上で、手段としてプログラミングを勉強する方が良いと思います。

上でも書いたように、目標がないとどのコースを勉強するか迷ってしまいますし、勉強にも身が入りにくいと思います。

逆に言えば、やりたいことがあって、そのためにPythonを学ぶ必要があるという人にとっては、PyQは最適な学習サービスです。

計画的に勉強できる人

スクールと違って決まった時間に勉強する必要もなく、課題が向こうから与えられるわけでもないので、計画的に勉強する必要があります。

強制されないとやる気が起きない…という人はスクールの方が合っているかもしれません。

えぬ

とはいえPyQのクエストはゲーム感覚でサクサク進めることができるので、そこまで身構える必要はないですよ

コツコツ計画的に勉強できる人や、自分のペースでどんどん進めたい!という人にはPyQはぴったりです。

集中的に学習して次のステップに進もう

PyQは月額料金が安いので、時間をかけてじっくり勉強しようと考えてしまいがちですが、だらだらと使い続けるのはおすすめしません。

いくら月額約3,000円といっても、3ヶ月使うと9,000円になってしまいます。

PyQはブラウザ上で学習をするという性質上、完璧にこなしたとしても、そのまま実務・開発に入れるわけではありません。

PyQでの学習はできれば1ヶ月、長くても2ヶ月で終えて、次のステップに進んでいくのがおすすめです。

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まとめ

本記事ではPyQを使って1ヶ月学習してみて感じたメリット・デメリットについて解説しました。

やりたいことがあってこれからPythonを勉強しようという人にとって、PyQは最適な学習サービスだと思います

集中して取り組めば1、2ヶ月で基礎は習得できると思うので、そこから次のステップへと進んでいきましょう!

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