【これで9割達成!】医学部CBT対策で使った教材まとめ

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CBT対策教材
こんな方の役に立つ記事です
  • CBT対策ってQBをやるだけでいいの?
  • CBT対策に使える教材が知りたい!

医学部生活の大きな山の1つが、4年次のCBT試験です。

6年次のマッチングではCBTの成績の提出を求める病院もあるので、ただ通れば良いというだけでなく、ある程度良い成績で合格したいところです。

CBTの対策といえばQB(クエスチョンバンク)が王道ですが、高得点を目指す場合にはQB以外の教材も使うと効率が良いです。

本記事では、私がQBと、Q-Assistやmedu4などの予備校動画以外に使用した教材(書籍)を紹介します。

私はこれらの教材を使ってCBT本番では9割得点することができました。

CBTで高得点を目指す方の参考になれば幸いです。

目次

臨床医学対策

CBTの出題の65%程度は臨床問題で、当然ですがCBTのメインの内容です

高得点を目指す方も、あまり時間がない!という方も、臨床医学、特に内科・外科分野は確実に押さえておく必要があります。

予備校の動画で勉強するのも良いですが、全部の科目の動画を見るのはかなりの時間がかかるので、QBをベースに必要な知識をインプットしていくという方法もおすすめです

私が臨床医学対策で使った教材としては、辞書的な用途で「病気がみえる」と「レビューブック」、また、ブロック6(4連問)対策で「診断力を鍛える!症候足し算」です。

病気がみえる(メディックメディア)

医学生の強い味方「病気がみえる」です。

持っている方も多いと思いますが、イラストが豊富でたいへんわかりやすい教科書です

電子版だとQBの解説内のリンクからワンタップで見たいページに飛ぶことができてとても便利なので、CBT対策用には電子版がおすすめです。

QBと「病気がみえる」の連携(メディックメディアHPより引用)
えぬ

1冊が結構なボリュームなので、全巻を1から通読するというよりは、辞書的な使い方が良いと思います。

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レビューブック(メディックメディア)

「病気がみえる」と同じくメディックメディアが出版している「まとめ本」です。

イラストが豊富な「病気がみえる」に対して、「レビューブック」は必要な情報が簡潔・コンパクトにまとめられています

「病気がみえる」は2022年現在、小児科、精神科、放射線科が発売されていないこともあり、私は「レビューブック・小児科」と「レビューブック・マイナー」の電子版を購入しました。

「病気がみえる」と同じようにQBとの連携も可能です。

えぬ

書籍版もサイズがコンパクトで持ち運びしやすいので、CBT後にも病院実習でポケットに入れて使っている医学生も多いです。

診断力を鍛える!症候足し算(羊土社)

この本はいわゆる臨床推論の教科書です

例えば、「胸痛」というキーワードからはさまざまな鑑別疾患があがると思いますが、「胸痛」+「移動する痛み」であれば「大動脈解離」、「胸痛」+「数分間」+「夜間〜早朝」であれば「冠攣縮性狭心症」が疑われます。

このように、「主訴」+「随伴症状」という組み合わせから、疾患を思い浮かべられるようにしようというのがこの本のテーマです。

CBTのブロック6(4連問)は、患者の主訴・症状をもとに、疑われる疾患や行うべき検査、予想される検査所見などを答えていく形式で、臨床推論の力が求められます。

実はこのブロック6は苦手とする人が多く、CBTで最も差がつきやすいところです。

CBTで高得点を目指す方は、臨床推論の力をつけてブロック6でしっかり得点できるようにしておきましょう

基礎医学対策

基礎医学はCBTの出題の約20%を占めます

高得点を目指す場合、基礎医学分野での得点が重要になります。

ただし、「基礎医学」といっても細かく勉強するとキリがないので、ある程度ポイントを絞って勉強しましょう。

私はメインの教材として、Q-AssistのCBT基礎医学講座を使っていました

予備校の基礎医学対策講座はCBT試験で出題される範囲に絞ってまとめてあるため、勉強の効率が良くおすすめです。

ここでは予備校の講座以外で、基礎医学の勉強に役に立った本を紹介します

がん遺伝子の発見(中公新書)

がんが遺伝子の変異によって発生するというのは今では当たり前の知識ですが、「がんがどのようなメカニズムで発生するのか」を明らかにするために、世界中の研究者がどのような研究を行ってきたのかということが解説されています。

CBT基礎医学でも頻出の「がん遺伝子」や「がん抑制遺伝子」についての理解が深まる本です。

古い本ではありますが、物語調で書かれていてとても面白いので、勉強の合間の読み物としてもおすすめです。

休み時間の免疫学(講談社)

免疫は臨床・基礎の両方で出題されるので、コスパが良い分野です。

細かい知識を忘れてしまったという方は、「休み時間の免疫学」という本が、重要なポイントがコンパクトにまとめられていておすすめです。

1週間あれば読めるくらいのボリュームです。

新しい発生生物学(講談社ブルーバックス)

発生は苦手という人がほとんどではないでしょうか。

私もかなり苦手意識があったので、まずQ-Assistの基礎医学の講座を使って復習しました。

Q-Assist以外に、ブルーバックスの「新しい発生生物学」という本はわかりやすく、入門書や知識の整理としておすすめです。

公衆衛生対策

公衆衛生はCBTの出題の約10%を占めます

基礎医学と同じく、高得点を目指す場合には重要です。

私はmedu4とQBだけで済ませてしまったのですが、「レビューブック・公衆衛生」は要点がまとまっていて使いやすいということでおすすめしている人が多かったです。

まとめ

本記事では私がCBT対策で使った教材を紹介しました。

CBTで高得点をとっておくとマッチング試験でも安心できますし、CBTの勉強自体が5年次以降の病院実習でも役に立つので、ある程度時間をかけて対策するのがおすすめです。

ここで紹介した教材をはじめ、使えるものはうまく活用して、効率よく高得点を目指しましょう!

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